映画『セブン』を観る。
今日は、23度近く気温も上がったみたいで、夏の到来を感じずには、いられませんでした。
僕は九州出身だからか、あったかい季節が大好きです。
アイスコーヒーを飲もうと、駅前の喫茶店に。。
そこで、ひさびさに
映画『セブン』を携帯で観ました。
珈琲片手に、ミニ映画観賞です。
疲れた時こそ、映画を観ることでいろんな刺激を受けて逆に元気になっていくタイプですね、俺は笑笑
この映画は、猟奇殺人を描いた1995年のアメリカ映画。監督はデヴィッド・フィンチャー。
主な登場人物は、ブラッドピット演じるデイヴィッド・ミルズ刑事とモーガンフリーマン演じるウィリアム・サマセット刑事。
グゥネスパルトロー演じるトレイシー・ミルズ デイヴィットの妻。
そして、この映画の七つの大罪を人々に見せつけていくジョン・ドゥ演じるケヴィン・スペイシー。
余談ですが、ケヴィンがいろんな映画で悪役をやると、リアルすぎていつもうわぁ、なんだこいつはと思ってしまいます。 本当にこんな奴いたら、怖いって… あまりの演技力に脱帽です。。
七つの大罪とは、何かといえば、キリスト教的には、 「暴食」、「色欲」、「強欲」、「憤怒」、「怠惰」、「傲慢」、「嫉妬」となるそうです。
ケヴィン・スペイシー演じるジョン・ドゥは、何年も前から計画しながら、すべての七つの大罪に関する事件を七日で犯していきます。
モーガンフリーマンとブラッドピットの奥深く人間の本質を突いていく演技力は、圧巻です。物語はスピード感を持って進んでいきますが、日本人では到底かなわないリアル感で、世界にグッと引き込まれました。
映画自体は、監督がデビットフィンチャーだけあって、後味はさらりとはいかず、深いだけに後からいろいろ考えさせてしまいました。
だから映画ってやめられませんよねぇ。
犯人が捕まらず、イライラする二人はある一軒の酒場で、少しずつヒートアップします。
ミルズの世の中を変えようとする未熟だが真っ直ぐな想いと人生の本当の醜い真実を目にしてきたサマセットの世の中に対する姿勢が交差する二人の人間模様に胸を締め付けられました。
理不尽や不合理なことに対する二人の向かい方が、ぶつかり合いが、見ていて胸を打ちました。
僕は、サマセットに似ていて、事件だと頭のイカれた人達だと思われますが、異常な事件はそうだけど、小さい大半は実は地続きの日常なんだと。 同じ人間の無関心がきっかけではないかと。
ただ、無関心以外取りようがないという…
今日は、久々映画を観ましたね。 考えさせられました。